比較・料金動く図解

電話代行の料金相場と費用比較【2026年版】— 有人型とAI型の選び方

AIRI編集部

(更新)·9分で読めます

電話代行サービスの料金ページを開くと「月額◯◯円〜」という表記が並びますが、実際に支払う金額は基本料だけでは決まりません。コール数の超過単価、営業時間外の割増、初期費用——課金の構造を理解しないまま契約すると、想定の倍近い請求になることもあります。

この記事では、有人型・AI型それぞれの料金構造と一般的な相場観、見積もりで必ず確認すべき項目、そして自社の受電量に合った選び方を解説します。

電話代行の料金相場 早見表

先に結論をまとめると、一般的な相場観は次のとおりです(いずれも目安で、事業者・プランにより幅があります)。

タイプ月額の目安従量部分向いている受電
有人電話代行1万〜3万円程度(月100コール前後)超過1コールあたり数百円個別の相談・感情面のケアが必要な電話
AI電話代行数千円台から通話時間(分単位)定型的な問い合わせ・営業時間外・同時着信

以下、この金額差がどこから生まれるのかを順に見ていきます。

電話代行の料金構造 — 基本は「月額基本料+従量」

電話代行の料金は、型を問わずおおむね次の要素で構成されます。

  • 月額基本料 — プランに一定のコール数や通話時間が含まれることが多い
  • 従量課金 — 含まれる分を超えたコール数・通話時間に応じた加算
  • オプション — 夜間・休日対応、英語対応、報告方法のカスタマイズなど
  • 初期費用・番号関連費 — 立ち上げ費用や電話番号の発行・維持費

有人型とAI型の違いは、この従量部分の考え方に表れます。有人型はオペレーターの稼働(コール数)に、AI型は通話量(分数)に課金されるのが一般的です。

有人電話代行の相場観

有人型は事業者やプラン内容による幅が大きいものの、一般的には月100コール前後の対応で月額1万〜3万円程度のプランが多く、含まれるコール数を超えると1コールあたり数百円の超過料金が加算される体系が主流です。夜間・休日対応や複雑な応対マニュアルはオプション扱いとなり、月額が上がっていきます。

ポイントは、有人型のコストが本質的に人件費ベースであることです。

  • コール数が増えるほど、ほぼ比例して費用が増える
  • 深夜・休日はオペレーター確保のコストが上がるため、割増になりやすい
  • 「電話が1本も来ない月」でも、待機体制の分の基本料はかかる

AI電話代行の相場観

AI型は人件費ではなくシステム利用料のため、月額基本料が数千円台からと有人型より低く始められるサービスが多く、従量部分は通話時間(分単位)で課金されるのが一般的です。深夜でも休日でも単価が変わらない点、同時に複数の着信を受けても追加の人員コストがかからない点が、有人型との構造的な違いです。

参考までに、当社のAI電話サービス「AIRI」の場合は月額3,000円からの月額プラン(通話分数を含むプランは月額9,800円から)を提供しています。詳細は料金ページをご覧ください。

有人型とAI型のコスト比較

 有人電話代行AI電話代行
課金の単位コール数(1件ごと)通話時間(分単位)が主流
月額の目安1万〜3万円程度(月100コール前後)数千円台から
夜間・休日割増オプションになりやすい単価変わらず24時間対応
着信の急増オペレーター数が上限同時着信を自動で処理
報告・記録要約報告(体裁は事業者による)文字起こし・要約・分析が自動で残る
動く図解 — 課金の単位が違う
同じ1日の着信6本(例)。有人型は着信のたびにコール数が1件増え、時間外の電話は割増になりやすい。AI型は通話している時間だけ分数が進み、時間外でも単価は変わりません。どちらも「月額基本料+従量」の形で、従量の数え方が違います(件数・時刻はイメージです)。

8時から翌2時までに6本の電話がかかってくる例です。上の有人電話代行では、電話が来るたびにコール数のメーターが1件ずつ増え、18時以降の2本には割増の印がつきます。下のAI電話代行では、通話している間だけ分数のメーターが進むため、長い通話ほど多く数えられ、短い通話は少なく数えられます。18時以降の電話でも単価は変わりません。どちらも月額基本料に従量が加わる料金構造ですが、従量の単位がコール数か通話分数かで総額の決まり方が変わります。

なお、金額だけでなく応対品質の性質が異なる点は必ず考慮してください。感情面のケアが必要な会話は有人が、定型的な問い合わせの安定処理と24時間対応はAIが得意です。仕組みの違いは AI電話代行とは? で詳しく解説しています。

見積もりで必ず確認したい6項目

  1. 基本料に含まれる量 — コール数か分数か。自社の月間受電量と比べて十分か。
  2. 超過単価 — 含まれる量を超えたときの1コール/1分あたりの単価。月額の安さより、ここが総額を左右します。
  3. 対応時間 — 夜間・休日は基本料に含まれるか、割増か。
  4. 初期費用と最低契約期間 — 解約の縛りや違約金の有無。
  5. 電話番号の扱い — 番号発行・維持の費用と、既存番号からの転送可否。
  6. 報告の形式 — 通話内容がどんな形で残るか(メール報告のみか、文字起こし・録音まで確認できるか)。

受電量別・選び方の目安

  • 月に数件〜数十件 — 少量なら都度課金型・低額プランのAI型が始めやすい選択です。有人型は待機コストの分だけ割高になりがちです。
  • 月100件前後で内容が定型的 — AI型の得意領域です。定型応対の安定処理と自動記録で、コストと品質の両立がしやすい規模です。
  • 個別対応・交渉が多い — 有人型、またはAIで一次対応して判断が必要な会話だけ人へ転送するハイブリッド運用を検討してください。

費用対効果を考えるときは、料金そのものに加えて社内の対応時間がどれだけ戻ってくるかも含めるのが実態に近い計算です。目安の試算は導入効果(時間創出)のページで確認できます。

よくある質問

電話代行の費用相場は月いくらですか?

有人の電話代行は、月100コール前後の対応で月額1万〜3万円程度のプランが一般的です。AI電話代行は月額数千円台から始められるサービスが多く、通話時間に応じた従量料金が加わります。どちらも受電量によって総額が変わります。

有人型とAI型はどちらが安くなりますか?

受電量と内容によります。件数が少ない場合や定型的な問い合わせが中心の場合は、待機の人件費がかからないAI型が安く収まりやすくなります。個別の相談や交渉が多い場合は、料金より応対品質を優先して有人型か、AIと人を組み合わせる運用を検討してください。

基本料以外にどんな費用がかかりますか?

含まれるコール数・通話時間を超えた分の超過料金、夜間・休日対応などのオプション、初期費用、電話番号の発行・維持費が代表的です。見積もりでは月額基本料だけでなく、自社の受電量を当てはめた総額で比較するのが確実です。

受電が少ない月も基本料はかかりますか?

月額制のプランでは、電話が少ない月も基本料が発生します。受電量の波が大きい場合は、基本料の低いプランや、含まれる量と超過単価のバランスを確認して選ぶと無駄が出にくくなります。

まとめ

電話代行の料金は「月額いくらか」ではなく「自社の受電量でいくらになるか」で比べるのが鉄則です。有人型はコール数に比例する人件費ベース、AI型は通話分数ベースで低額から始めやすい——この構造の違いを押さえたうえで、超過単価と対応時間まで含めた総額で比較してください。

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